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七夕祭りのホントのところ☆彡由来と起源をわかりやすく解説!

投稿日:2017年6月9日 更新日:

7月7日は七夕さまです。
子供の頃は幼稚園や学校で笹飾りを作り、
短冊に願い事を書いてみんなで七夕を祝いました。
そんな初夏の楽しい思い出となっている七夕祭りですが
由来や起源がどうなっているんでしょうか?
まずは七夕まつりの由来について調べてみました。

七夕は五節句のひとつ、では五節句って?

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七夕祭りは、新暦の7月7日や月遅れの8月7日、あるいは
それらの前後の時期に開催されているお祭り行事の一つになります。
このお祭り行事は五節句と言われ、1月7日の人日(七草)、
3月3日の上巳(桃の節句)、5月5日の端午(菖蒲の節句)、
9月9日の重陽(菊の節句)に7月7日の七夕を合わせた5つの祭りが
定められてます。

五節句という言葉はあまり馴染みのない語句ですが
七草やひな祭りなど、おなじみの行事が
実は五節句だったんですね。

五節句にはそれぞれに節句料理があり、
1月7日に食べる七草粥やひな祭りの菱餅や白酒等は節句料理になります。
七夕の節句料理としては素麺があり、仙台では七夕の日に素麺を食べる
習慣があるそうです。
この習慣については中国の故事に由来するという説の他に
素麺を糸に見立てて、織姫の様に機織り、裁縫が上手くなる様に
願うという説もあるようです。

笹飾りに願いを書いた短冊を飾る、七夕祭りの習慣の起源は?

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七夕まつりの由来についてはいくつかの説があるようですが、
その中でも有力なのは、
中国から伝わった「乞巧奠」という行事と
日本独自の行事である「棚機(たなばた)」が合わさり、
一般によく知られている「織姫と彦星の伝説」が
加わったとする説になります。

「乞巧奠」は「きこうでん」あるいは「きっこうでん」と読まれ
7月7日に、元々は針仕事の上達を祈って行われた風習だったそうです。
後には針仕事だけではなく書道等の芸事の上達を祈願するように
変化していったとの事です。
「奠」という漢字は神仏に物を供えて祭るという意味を持つ時で
「巧」=上達を「乞」=願うに「奠」で
上達を願って神仏を祭る、という意味になるんですね。

日本の行事である「棚機(たなばた)」は日本最古の歴史書である
『古事記』に記載されている神事になります。
棚機女(たなばたつめ)と呼ばれる乙女たちが織った着物を
神様に供えて秋の豊作を願う、という神事だったようです。

秋の収穫が芳しくないと日々の生活が立ち行かなくなってしまうので
昔の人々にとって秋の豊作は、毎日の生活を営んで行く上で
最も大切な出来事。「乞巧奠」にしても「棚機」にしても
重要な意味を持つ神事であったことは想像に難くありません。

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七夕の由来を知るうえで最も重要な物語の
ポイントがここにあります。

それが良く知られている「彦星と織姫」の物語です。
その物語とは、機織りの上手な織姫が年頃になった時に
牛飼いの彦星と恋に落ち結ばれた結果、仕事をしなくなってしまったために
二人は引き離され、ちゃんと仕事をすることを条件に
一年に一日だけ、7月7日にだけ、会うことを許される、という物語です。
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前述したように現在の七夕の行事は、中国から伝わった「乞巧奠」と
日本に古来から伝わる「棚機」の儀式に「織姫と彦星の伝説」が組み合わさり
時代に合わせて形を変えながら受け継がれてきた行事だという事なんですね。

そんな七夕まつりの日には 短冊に笹飾りを願い事を書き軒端の
笹飾りに括りつけます。ここにも古来からの風習が活きてます。
まずは笹、竹。笹、竹は生命力が強く殺菌力も強いので厄除けの
力があるとされていました。
そんな笹、竹を用いて飾りを作ることが厄除けの儀式に繋がっていたんですね。
そんな笹、竹に五色の短冊に願い事を書いて飾るという習慣が始まったのは
江戸時代になってから。この「五色」というのは陰陽五行説からきている
東洋独特の考え方で、鍼や灸といった東洋医学や食べ物などの栄養、風水や占い等、
日々の生活を送るうえで重要な指針となる考え方。
青、赤、黄、白、黒の5色にそれぞれの役割や意味がある、という考え方で
例えば食べ物を例にとると、青=緑は野菜。赤は肉などのたんぱく質、黄色は
玉子等。白は米、黒は昆布やきのこといったミネラル類というように
5色をバランスよく摂取することで体調が整う、とされてます。

さすがに七夕の短冊を書くときに色の意味まで考えて書く人は少ないと
思いますが五行説を理解したうえで短冊の色を選ぶと願い事が
叶いやすくなるかもしれませんね。

このように長い歴史と深い意味を持つ七夕。
1年に一度しか会えない織姫と彦星の事を思うと
7月7日の宵が晴れてくれることを願わずにはいられなくなってきました。

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